チェンソーマンは第一部公安編が完結し、アニメ化が決定されました!
ダークヒーローともいうべきクレイジーな主人公デンジ。デンジの壮絶な過去、チェンソーマン (ポチタ)との繋がり、能力、デンジが恋心をいだいた女性達、聖書を元にしたチェンソーマン(デンジ)と眷属(天使)との関係は?などを徹底解説と考察していきます!
目次
デンジとは?
本作の主人公で自称16歳。死別した父親が残した多額の借金を背負い、すでに自身の臓器を売るほどの極貧生活を送っていた。
瀕死のポチタを血を与えて助け契約を結びその後、ヤクザに雇われデビルハンターの仕事をすることで生計を立てていた。
ゾンビの悪魔によって、ゾンビ化していたヤクザに騙され殺害されるが、ポチタがデンジの心臓となることで復活し、チェンソーの悪魔へ変身する力を手に入れる。
悪魔退治に駆けつけた、マキマにここで殺されるか、正式なデビルハンターになるか迫られ、公安所属のデビルハンターになることを決意。
性格は肝が据わっており、凶悪な悪魔を前にも物怖じしない。ネジが吹っ飛んでいるとも言える。
建前や、プライドなどより、自身の欲望に正直。おいしいごはんや、女性の胸を揉んだり、キスするためにやる気を見せたりする。
マキマに恋をしているが、本音はもっといろんな人としたい。
チェンソーマンになった際のポチタとの契約
デンジは親が首を吊って自殺して残した多額の借金を支払う為、ある日見つけた瀕死のポチタ(チェンソーの悪魔)に自らの血を与え、助ける代わりにデンジを助ける(一緒に戦う)という契約を結びました。
アマチュアデビルハンターとして、借金をしているヤクザに仕え、悪魔を狩って生計を立てていました。
そんな中、ヤクザに仕事を依頼されついて行ったが、ヤクザ達はすでにゾンビの悪魔によって手駒にされ、ゾンビの悪魔の思惑によってデンジとポチタはバラバラに切り殺されてしまいます。
以前、デンジはポチタに俺が死んだらポチタだけが心残りだ、悪魔には死んだ人の体を乗っ取れるヤツもいるらしい。もし、できるなら俺の体をポチタにあげるから、普通の暮らしをして、普通の死に方をしてほしい、俺の夢を叶えてくれよと伝えていました。
それも覚えていたポチタは、デンジの夢の話を聞くのが好きだった。私の心臓をやる、かわりにデンジの夢を私にみせてくれという契約をデンジと結びました。
気づくと、ポチタは消えデンジの胸にポチタの尻尾であったハンドグリップが付いており引っ張る事でチェンソーマンへ変身し、ゾンビを皆殺しにするのでした。
そして、駆けつけたマキマに公安のデビルハンターになるよう拾われます。
チェンソーマンの能力
チェンソーを使って敵を切り刻みます。チェーンを伸ばして拘束具にする、伸ばして物に掛ける、相手に巻き付けて動きを止めるなどできる。血を飲む事で回復が可能。
最大の能力は「チェンソーマン が食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう」過去、現在、個人の記憶からも。
なぜチェンソーマンの心臓(ポチタ)は狙われるのか?
物語の大きな軸としてチェンソーマンの心臓が狙われるシーンが数多く出てきます。
その答えは第84話にて、マキマが岸辺に語っています。
チェンソーマンは悪魔達にとって昔から恐れられ続けてきました。助けを叫ぶとやってきて、叫ばれた悪魔、助けを求めた悪魔の両方とも殺される。そんなんだから多くの悪魔に目をつけられて殺されるけど、何度も何度もエンジンを吹かして起き上がる。
そのせいで、ある者は怒り、ある者は逃げ惑い、ある者は崇拝する。
さらに、チェンソーマン が食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう。過去、現在、個人の記憶からも。
チェンソーマンは憎しみ、崇拝の対象であり、その力を保持しようとするもの達がいる為、心臓(ポチタ)は狙われ続けていたのです。
マキマ自身もチェンソーマン の力を利用して、世界から悪い悪魔を消し、より良い世界を作ろうとしています。
デンジの夢に出てくる心の中にある扉の正体は?
デンジが夢をみた時、謎の扉が出てきます。
最初はデンジは扉の向こうにあるものを知らなくてもいいやと開けようとしません。ポチタも扉の向こうから開けてはだめだと言っています。
それは、自身のトラウマの記憶であったため子供のころ、精神を正常に保つため無意識に心の奥底に封印していたものでした。
第82話にて、マキマの一言によってデンジの心の扉が開いてしまいます。
マキマは言いました。デンジ君のお父さん 自殺したんじゃなくて キミが殺したんでしょ?
デンジが開いた扉の中で見たものは、酔った父親に殺されそうなって仕方なく自らが殺した父親の遺体でした。
マキマがデンジの心の中の扉を開かせた理由は?
マキマはポチタとデンジが結んだ普通の暮らしをするという契約を破棄させ、ポチタ(チェンソーマン )を自らの支配におくのが狙いでした。
マキマは、デンジにパワーちゃんを殺すのを手伝って、早川君を助けられたかもしれなかったのに殺して、自分の父親を殺して、そんな人間が普通の生活を望んでいいはずがないよね?とデンジに現実を突きつけ、支配しようとしました。
そして、デンジは堕落していきます。
チェンソーマンの眷属達とは?
第83話にて心の扉を開け、過去の記憶を思い出し絶望し墜落したデンジをマキマは連れて家の廊下を歩きます。
そこで片膝をつき列を作り待ち構えていたのは意識を失った過去の仲間達。
マキマは彼らのことを、皆デンジの眷属であり、あなたを守るため命を賭けて戦ってくれ、みんな今日の復活の日を待ち望んでいると言います。
彼らの名前からこの眷属はキリスト教の天使階級から来ています。
天使の階級 | 天使の名前 | 眷属 |
上位三隊 | 熾天使(セラフ) | セラフィム |
智天使(ケルブ) | ビーム | |
座天使(オファニム) | ガルガリ | |
中位三隊 | 主天使(ドミニオン) | ドミニオン |
力天使(ヴァーチャー) | ヴァーチェ | |
能天使(パワー) | パワー | |
下位三隊 | 権天使(プリンシパリティアルケー) | プリンシ |
大天使(アークエンジェル) | ? | |
天使(エンジェル) | エンジェル |
眷属とは?
親族・同族・従者・配下・などの隷属身分の者。眷属神としての「眷属」は、本来、神の使者をいう。
つまり、皆デンジの配下にあたります。
こちらの考察であったようにデンジは堕天使の長(ルシファー)であると考察されるので、彼らはデンジ(堕天使)と一緒に反逆し追放された堕天使だと思われます。
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【チェンソーマン】マキマの正体を徹底解説、考察!能力や目的は?モチーフと言われるヨハネの黙示録との関係は?
今後新たな眷属が出てくる?
天使の階級に沿ってチェンソーマンの眷属が紹介されましたが、まだ大天使(アークエンジェル)のみ登場していません。
アークエンジェルにはさらに4大天使に分けられます。
天使の名前 | 名前の意味 | 役割 |
ミカエル | 神に似たる者 | 愛や正義の象徴。悪から人々を守る。 |
ガブリエル | 神の人 | 神からのメッセージを人々に伝達する。 |
ラファエル | 神は癒す | 精神的、身体的に人々を治癒する。 |
ウリエル | 神の光、炎 | 人々が学ぶのを助ける。 |
今後、4大天使に沿った眷属も出てくるかもしれません。
デンジが恋した(下心を抱いた)女性達
チェンソーマン には魅力的な女性キャラクターが数多く出てきます。
今回は自らの欲望に純粋なデンジが抱いた感情(下心)と数々の女性キャラクター結んだ約束について紹介していきます!
マキマ
初対面した第1話の後、第2話の車の中で、マキマに優しくされたデンジは一瞬にして心の中で’好き’と言っています。
そして好きな男のタイプを聞くとマキマは、デンジ君みたいな人と面を向かってデンジに伝え心を掴みました。
デンジの気持ちは好き→抱いてみたい→胸揉んでみたいと気持ちはすぐに変わっていくのでした。
パワー(血の悪魔)
第5話にて、デンジが胸を揉めるっつー事ならなんでもできるけどよと言ったので、パワーはコウモリの悪魔にさらわれた猫のニャーコを取り戻してくれたら、デンジに胸を揉ませてやるっと約束します。
最初、さらわれた猫のことに全く興味がなかったデンジですが、胸が揉めると知ると、悪魔がよぉー猫をさらうなんてデビルハンターとして許せねぇー!と180度態度が変わるのでした。
約束は嘘だったようですが、パワーの気が変わり、3揉みをゲットするのでした。
ニャーコを助けたのが一揉み。
コウモリを殺したのが二揉み。
チェンマゲ(早川アキ)からワシを庇ってくれたので三揉み。
念願の胸を揉む目的を達成したデンジ。しかし同時に何か虚しさのようなものを感じました。
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姫野(ひめの)
第14話にて、ホテルに潜む悪魔を討伐に行くメンバー。姫野は最初、今回悪魔を倒した人にはご褒美にほっぺにキスしてあげますと言います。
デンジはファーストキスはマキマとしたいため断りますが、姫野はじゃあデンジ君にはベロ入れたキッスをしてあげると約束します。
デンジはまたもや興味津々で180度態度が変わるのでした。
悪魔討伐後の打ち上げで、姫野は酔うとキス魔になると告げられたデンジ。
確定じゃんっ!と心の中で意気揚々になります。そして突然の深いキスを姫野先輩から受けたデンジ。
しかし、ゲロキスでデンジのファーストキスはゲロの味になるのでした。。
レゼ(爆弾の悪魔)
第40話にて初登場したレゼ。雨宿りをするデンジが入った電話ボックスで出会う。
レゼがバイトしている喫茶店に誘われたデンジは、直行。
さりげないボディータッチと、デンジ君みたいな面白い人はじめてと褒めるレゼ。
自分のことがレゼは好きだと確信したデンジはさっそく恋に落ちます。
1週間喫茶店に通うデンジ。レゼとなら学校行きたかったと言うデンジ。
レゼの提案で夜の学校へ行くことになります。レゼのペースで一緒に教室やプールで泳ぐうちに、想い人がマキマとレゼの二人になるデンジ。
その後、花火大会に出かける二人。
花火をバックにレゼはデンジに告白します。
デンジも好きと言いますが、少し悩んでいる様子。
デンジ君 私の他に好きな人いるでしょと言い、レゼはデンジにキスをします。
そしてデンジの舌を噛み切り連れ去ろうするのでした。
戦いが終わってもレゼを助け逃し、最後までレゼのことが好きだったデンジ。
唯一の下心のない純愛でした。